針鼠

チャクペ〜相棒〜の針鼠のネタバレレビュー・内容・結末

チャクペ〜相棒〜(2011年製作のドラマ)
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このレビューはネタバレを含みます

2023/03/24 GYAO! ★★★☆☆☆ 全32話。12話まで見たとこ。たぶんこのまま離脱すると思うので今まで見た分の感想だけ記録しておく。

子供時代の8話は話がサクサク進んでたし、主人公のチョンドゥンには、劣悪な生育環境なのに、独学にして書に通じ、詩才も発揮する神童ぶりとか、世も人も恨まず親切心を忘れず、己なりの正義を貫こうとする精神の健やかさとか、本で得た知識とは別の利発さとか、応援したい要素や将来を期待できる要素がてんこ盛りだったんだよねー。

ところが青年時代のチョンドゥンときたら、あの神童ぶりはどこへやら、かって寸暇を惜しんで読書に勤しんでいた姿はもはや面影すら残していないし、日々の言動にもかっての教養の片鱗すら感じられない。

また人に胸襟を開かせる率直さも明るさも失ってしまった。変に鬱屈しちゃって堂々としたところが無くなって、やたら傷つきやすくて切れやすくもなってるし。官職につく話とかギドンの妹との縁談とか何につけても言葉を濁し曖昧な態度ばっかり取ってるし。苦労は重ねたはずなのに世間知らずっぽい善良さしかアピールポイントのない、さほど商才があるとも思えない商人になってたので、すごーくがっかりした。

ストーリーの進行もスローダウンして、青年期のお話は始まったとたんに中だるみだよ。

あと日本語字幕もねー、殿下というのは王子に対して使う言葉で、王様には使わないのよ、王様には陛下と言わないとおかしい。
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