マツモトタクシー

前科者 -新米保護司・阿川佳代-のマツモトタクシーのレビュー・感想・評価

3.8
岸善幸 監督作品


阿川佳代(有村架純)はコンビニでアルバイトをして生計を立てながら罪を犯した者の更生を助ける無給の国家公務員である保護司になることを決意する

研修会などを経て保護司になったばかりの佳代は経営していたアクセサリーショップの従業員に激しい暴力を振るい恐喝および傷害罪で懲役2年を経て仮釈放となった斉藤みどり(石橋静河)実の兄を殺害し6年の実刑判決を受けるが刑期を半年残して仮釈放となった石川二朗(大東駿介)覚醒剤取締法違反で執行猶予となった田村多実子(古川琴音)を担当することになっていく。。





以下ネタバレ


保護観察対象者である彼らはそんな彼女と過ごすことで犯した罪と向き合い 心を動かされる
そして佳代もまた3人と接していくうちに成長をしていく物語

漫画が原作のようで恥ずかしながら世の中に報酬もなくこういう活動をしている方がいることを知り驚くと同時に尊敬の念を抱いた😀

自身には絶対に無理だと感じる。。
特にやむ得ない理由があったとしても殺人者と行動を共にするのは無理だと感じる
罪を償って来ているから差別と分かりつつも一緒に過ごす自信はない。。

今日も日本の何処かで日々、葛藤されている方がいるんだなぁと思うと色々な思いが浮かぶ作品だった💦