TakuoAoyama

前科者 -新米保護司・阿川佳代-のTakuoAoyamaのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

1人の前科者に対し、約30分のエピソード×2話分の構成。

新米保護司、阿川佳代(有村架純)が3人の前科者と保護観察対象者として向き合う。1人目は斉藤みどり(石橋静河)で結果佳代との名コンビとなり映画版にも登場する重要なキャラ。2人目は石川二朗(大東駿介)で性犯罪予備軍の殺人刑の前科者。3人目は田村多実子(古川琴音)で覚醒剤取締法違反の執行猶予期間中。全員役者の演技力が素晴らしかった。他にも前科者を題材にした映画はあるが、改めて娑婆に出たとしてもその後の生活の生き辛さを感じさせる。

そして寄り添うのは被害者ではなく加害者という物凄く重たい仕事の保護司とはなぜ無償の国家公務員なのだろうか。給料が発生したらまた違ってしまうものなのかな。その辺りが興味深い。

有村架純の下向きながらぶつぶつ怒る演技が好きだった。
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