某テレビプロデューサーがどっかでお薦めしてたから見てみたんだけどこれはなかなか……。
まず脚本が、キャラクターが類型的すぎる。本当に2021年のドラマですか？ってくらい。保護観察対象となる3人はもちろん、そのまわりの人たちも。
そしてそれを演じる役者さんは、ホントに実力者揃いなんだけど、だからこそ演技しすぎなのが鼻につく。いや役者さんは悪くない。演出家の責任、演技をさせすぎ。
ただ保護司という職業の前科者との距離の取り方、関係性などはおもしろかったと思う。でもそれは原作ですでに提出されてるこの作品の魅力だろうから、このドラマの存在意義にはならない。
唯一、その保護司というキャラクターの特性も相まって、抑制された演技に終始した有村架純は素晴らしかった。
あとこのドラマで一番評価すべき点は、1話が30分で終わるところ。見やすい。
