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グラップラー刃牙はBLではないかと考え続けた乙女の記録ッッのKSのレビュー・感想・評価

5.0
物語をどう解釈するかは、読み手の自由である事を教えてくれるという意味で、とても重要な作品。流石、金田淳子先生。それだけで満点。

自分の考えや思考を巡らす面白さ、そして解放する事の楽しさであり、それはさらなる思考を促すカンフル剤となること。

最終話では、まさかのグラップラー刃牙とヴィデオドロームの共通点が浮上してくる。板垣恵介とデヴィッド・クローネンバーグという身体と向き合ってきた 2人の巨匠が真逆の方向から同じ山を登っていたのが、とても面白い。

青と橙と白と黒で統一された画面作りはキレイだった。
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