他人の『好き』を笑うな
好きは繋がる、そして広がる
深ければ深いほど、それは強い
本ドラマ最終話放送直前の『マンガ沼』が板垣先生登場回で、更に『saga』にも触れる内容だったという奇跡的タイミングでリアタイ勢は完全勝利！
刃牙＝格闘漫画という、名前だけしか知らない人もなんとなく常識としてある概念を刃牙＝BLである！と真っ向から天地をひっくり返すような理論。
言われて気付く、解説されればされるほどもう断言せざるを得ない。グラップラー刃牙は確かにBLであると！
文字にするとギャグに見えてしまうが、ドラマとしては多様性や登場人物たちの成長、自分の『好き』をどう表現するのか、また他人の『好き』をどう受け止めるのかという、しっかりとしたテーマとメッセージがある。
主演の松本穂香さん。ベタな腐女子ではなく、よりリアルなキャラクターとして好演でした。個人的には推しの穂志もえかさんが少ない出番ながら「くぅ〜、二次元に入りてぇ〜」（と、刃牙の単行本に頭から入ろうとする）など、ツボを突く演技で存在感アピール。
演出も凝っているし、観賞後は間違いなく刃牙を読みたくなる、自分の『好き』に誇りを持ち、他人の『好き』に寛容になれる素敵なドラマです。
秘密の趣味を持っている方に、オススメです！す
