つい

相棒 Season 2のついのレビュー・感想・評価

相棒 Season 2(2003年製作のドラマ)
4.6
面白かったー。21話ボリューム感たっぷりの充実のシーズン2。多岐にわたる様々な事件が発生し、シナリオも秀逸で全編にわたってクオリティが高かった。
プレシーズンから続くストーリーもあったり、再登場する脇役キャラも多かったり、連続して観てると嬉しくなるシーンが随所にありました。

にしても、おそらく1話のみと思われるゲスト俳優さんが大物ばかりで、シーズン1と同様にビックリしてしまう。
今でも愛される長期ドラマになるんで、出演の役柄考えたほうが良いですよー、ってタイムマシンで教えたいくらいw。

第10話「殺意あり」では今やバラエティでお馴染みの坂上忍さんと鶴見辰吾さんの競演が見応えありましたねー。
個人的には第13話「神隠し」が好きで、細川俊之さん、松尾貴史さんが出演されてまして、かなり先入観を打ち砕かれる良い話でした。

他にも印象に残る話は数多くありまして、見応え十分です。

このドラマをみてて思うのは、かなり「復讐」という動機が多い事なんですよね。犯罪の裏には大体が「金」と「女」と言われていますが、この人間味あふれるそれぞれのバックボーンが個人的にたまらない要素です。

それにユーモアのセンスも素晴らしい。
特命係二人の問答も相変わらずずっと面白いし、シーズン2になると捜査一課の伊丹さんとの絡みもパワーアップしてかなり面白くなってます。

映画やドラマでバディものは他にもたくさんありますが、「最高のバディといえば?」と問われれば、杉下右京と亀山薫なんじゃないかと「相棒」を観てしまうと思わずにいられない、そんな素晴らしいドラマです。
つい

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