予想していたよりも、かなりファンタジー色の強い作品だった。そのせいかどうかはわからないが、最初は作品世界に入るのに難儀した。
ようやく抵抗感が薄らいだのは、後半に入ってから。ブーヤ・ムーンの設定はよくありそうでないものだと思うし、サイコパスなファンの男も印象に残った。ただ、地獄絵図をキャラクター化したようなあれは巨神◯にしか見えなくて参ったが(笑)
そうはいっても、世界観は独特のものがあると思う。ただドラマ全体としては、この作者のカラーが強く染み出しているせいか、最後まで好きにはなれなかった。
特に暴力的な父親とか、クライム要素の軽視とか、いつも作家が出てくるところなど、いつもこのパターンなのだなと思ってしまった。
[ドイツ語吹替音声+日本語字幕]2022/02/20-03/02 Apple TV+