漱石枕流

リーシーの物語の漱石枕流のレビュー・感想・評価

リーシーの物語(2021年製作のドラマ)
2.4
予想していたよりも、かなりファンタジー色の強い作品だった。そのせいかどうかはわからないが、最初は作品世界に入るのに難儀した。

ようやく抵抗感が薄らいだのは、後半に入ってから。ブーヤ・ムーンの設定はよくありそうでないものだと思うし、サイコパスなファンの男も印象に残った。ただ、地獄絵図をキャラクター化したようなあれは巨神◯にしか見えなくて参ったが(笑)

そうはいっても、世界観は独特のものがあると思う。ただドラマ全体としては、この作者のカラーが強く染み出しているせいか、最後まで好きにはなれなかった。

特に暴力的な父親とか、クライム要素の軽視とか、いつも作家が出てくるところなど、いつもこのパターンなのだなと思ってしまった。

[ドイツ語吹替音声+日本語字幕]2022/02/20-03/02 Apple TV+
漱石枕流

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