総集編が再放送されたということで、あらためてレビュー。
放送当時、ニッチすぎるあまりに負のイメージをつけられてしまった感があったのが非常に残念だった。
大河ドラマでは極めて異例の、世界を股にかける物語であるだけでなく、近現代史を描いたものとしても傑作だと思う。
明治、大正、昭和の人びとの生活を覆い尽くす震災と戦争の描き方も特徴的で斬新。
「オリンピックとは何か?」を考えるため絶好の参考材料になっており、ホロコーストを揶揄することが、五輪の歴史においてどれほど問題なのかも知ることができる。
いまこそ腰を据えて観たいドラマ。