Maki

ミステリと言う勿れのMakiのレビュー・感想・評価

ミステリと言う勿れ(2022年製作のドラマ)
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地上波放送にて
フジテレビ

原作既読。激ファン。
原作者・田村由美の初実写化。

キャスト発表がされた時は、若干の不安があったが、結果、俳優さん凄い。

・容疑者は一人だけ編
  凄い!ちゃんと池本くんだ!
  風呂光さんの「私の存在意義って何なんでしょう?」からの回答が凄く好き。
・バスジャック事件編
  ヒコロヒーは確かにリラさん感あるよね。
  ガロくんはもっと儚げで、もっと強い瞳の人じゃなきゃ…。
  奈良崎の横柄エピがカットされて、単なる口煩いだけのオッサン。
  ハヤ、かっこよ。タイプ違うケドかっこよ。ただ、ガロくんよりかっこよくてはダメだよ。
  愛珠をガロくんの妹という改悪設定。
  愛珠のワガママさは、“姉”が“弟”に対してだから成り立つのに。妹にしてしまったら、ガロくんはただの甘やかし兄。残念兄。
・雨は爼上に降る編
・ばちあたり夜話編
  牛田さん…、すごく牛田さん…。
・天使の連続放火事件編
  キタ!炎の天使!早乙女太一ピッタリ!!
  ロクの岡山天音もピッタリ!
  …うーん、ライカが。
  アップルパイ作ってあげる優しさ、泣くよね。
・アイビーハウスの謎解きミステリー編
  アイビーに池内万作か!その方法があったか!
・デートならぬ遠出編
・横浜連続殺人事件編
  ジュニアの羽喰さ。
・つかの間トレイン編

日本のドラマでは珍しい、主人公だからといって無理にエピソードに出してこない英断。
最終回ひとつ前の第11話で整くんの登場シーンは3分にも満たない。
最終回第12話でも、前半の約30分のみ。
凄い。

もちろん、原作が全てではない。
ドラマとして完成度はとても高かったと思う。
ただ、整くんの事件には直接関係無い部分の「常々思う」話も好きなんだよなぁ。

そして、原作勢や田村既読勢は知っている。
今回たまたま「ミステリと言う勿れ」がドラマ化されて、整くんの台詞が注目を浴びてるが、田村作品の殆ど、整くんの様な台詞で溢れてる。
  
そこはかと無く感じてはいたが。
風呂光と恋愛匂わせ、必要か?
月9に持ってくるには恋愛要素入れないといけないのか?
製作陣は、第1話の風呂光の仕事へのスタンスをどう捉えているのだろうか。単なる作中の台詞としか考えてないのだろうか。
古い「おじさんの権力」が働いてるのだろうか。

音楽の挿入の仕方がイマイチ。
TBSのドラマを見習って頂きたい。

メモφ(..)
・第1話  episode.1
・第2話  episode.2 前編
・第3話  episode.2 後編
・第4話  episode.3
・第5話  episode.4
・第6話  episode.5 前編
・第7話  episode.5 後編
・第8話  episode.6 前編
・第9話  episode.6 後編
・第10話 episode final
・第11話 episode.2.5 前編
・第12話 episode.2.5 後編
Maki

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