ドスティ

SHOGUN 将軍のドスティのレビュー・感想・評価

SHOGUN 将軍(2024年製作のドラマ)
4.4
完走。
日本史上最も有名な合戦を描かず、天下取りの謀をメインに泰平の世の訪れを予感させたラストに脱帽。

主人公兼プロデューサーの真田広之がハリウッドで成し遂げた巨額予算の本格時代劇は、見応え充分で本当に面白かった。

スリリングな“言葉”のぶつかり合いと政治ゲーム。
按針の視点から語られるのではなく、あくまで狂言回しなのも好感。

鞠子様(アンナ・サワイ天晴れ!)や落葉の方はじめ芯の強い女性たちが全ての鍵を握るのも小気味良い。

未来への展望を持つお吟。
旧来の武人である文太郎が哀れ。
浅野忠信は最後までおいしい役。
西岡德馬も圧倒的見せ場あり。

ポルトガル語が英語に置き換えられてたのは最初戸惑ったけど、徐々に慣れた。
ドスティ

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