「花は散るから花なのです」
出来が良いので国産時代劇の感覚で観れちゃうんだけど見進めていくほどあくまでもやはりこれは外国人がターゲット層の時代劇だとわかってく。
しかしそれが心地よくてホワイ?!ジャパーニーズサムライ!!な目線で観てたらめちゃくちゃ面白かったし、その上で今まで蔓延ってたトンチキジャパンをここまでの時代劇によくぞ昇華してくれたという感謝の念も凄い。
どっちの視点から見てもめちゃくちゃ面白かった。外国人の日本異世界転生モノとしても観れるので時代にも合ってる。
間違いなく海外の作品での日本描写の質がSHOGUN以前以降で変わる歴史的転換点になったのは間違いない。だってこれで目が肥えた人たち、以前のトンチキジャパンじゃ絶対満足出来ないもん。
ただネオンギラギラなネオジャパンからしか摂取できない栄養はあるのでそこは良しなに!
P.S.
日本と西洋の価値観がぶつかり合うことままあるけど肯定も否定もしないところも凄く良かった。