漱石枕流

きみがぼくを見つけた日の漱石枕流のレビュー・感想・評価

きみがぼくを見つけた日(2022年製作のドラマ)
3.7
映画の方はSFでしか味わえないシチュエーションが描かれていて、とてもよかった。だからこのドラマ版の存在を知って、すぐに観たくなった。

懸念はひとつ。「レイチェル・マグアダムスが演じた役が、ジョン・スノウを追い回していた野人だなんて!」ということだけだった。しかし最初の2話ですぐに慣れてしまった。まあ『ダウントン・アビー』のメイド役を思い出せば、そんな心配ははなから必要なかったわけだが。

このシーズンではふたりが結婚するまでが描かれる。よって、映画の終盤で胸がいっぱいになったところまではまだ辿り着かないのだが、なかなかいい感じだ。

ヘンリーが自分自身と出会うところがいくつもある。ここは(私の記憶違いかもしれないが)映画ではなかったものではないだろうか。クレアの子供時代やヘンリーの母親の死に関していろいろとエピソードが付加されているので、興味が尽きなかった。

このぶんだとS2も期待できるかなと思う。楽しみだが、やっぱり1年くらいはかかるのか・・・

[オリジナル音声+日本語字幕]2022/11/25-12/02 U-NEXT


P.S. それにしてもE4でのゴメスのセリフ。商売敵の名前をこのような形で出すとは! まさかノーチェックとは考えにくい。「ウチはクオリティー重視だから、あんたみたいな物量責めなんか怖くないんよ」という姿勢なのだろうか?
漱石枕流

漱石枕流