broccoli

ヤング・ロイヤルズ シーズン2のbroccoliのレビュー・感想・評価

4.2
すれ違う ヴィルとシーモン もどかしい

自分の立場に劇的変化の起きた
ヴィルヘルム王子と、
彼とのスキャンダルに
巻き込まれたシーモン。
休暇を終え再会する2人だが…

ヴィル→会えば僕の立場を理解して
寄り添ってくれるはず。
なのに冷たい。何でだよ…
髪の毛切ったんダヨ!
忘れたから鉛筆貸してヨ!
とアピールするも撃沈…
いつでも探しているよ♪じゃないが、
常に目線でシーモンを追うヴィル。
可哀想だがカワイイ…

シーモン→スキャンダルに傷つき、
ヴィルを含む王室の対応に不信感。
苦しいから距離をおきたい!とは言うもの、
ヴィルの忘れたセーターを、
こっそり持ち帰ってスンスンしたり、
着てみたりしながら彼を想って歌を唄う。
切ないけどカワイイ…

そんなもどかしい2人の前に
マルクスという好青年が出現。
恋のトライアングルです…
ヴィルは嫉妬の果てに絶望し、
「もう僕が好きじゃないんだろ…」
と諦めかけた矢先の第4話!
追いかけてきたシーモンが
ヴィルと触れあうと…もう止まらない。
磁石のように引き寄せられる、
みずみずしい少年たちの衝動を、
感情豊かに見せられて、
感動すら覚える。2人の息遣い…
ここからは、
今まで悶々と溜まりに溜まった
フラストレーションが、
一気に解消されますよ!
ヴィルの涙の笑顔。はー良かった♪

シーモンの「愛してる」に答うるべく、
ヴィルの渾身のスピーチ。
振り返るヴィルの見つめる先には、
微笑むシーモン。
これはもう、
ハッピーエンドへの布石ですよね。
求む、シーズン3!
broccoli

broccoli