BS11で登頂
何よりも、毒蠍様はじめホットでファビュラスなお姉様たち❤️🔥露出に関しては何故検閲を通ったのか本当に謎
女性達の活躍や連帯、フェミニズムという意味では陳情令を越えた
例えば、
・羅姐の「嫉妬したこともあったけど李瑶を恨んでない」という台詞にこのﾄﾞﾗﾏの信頼&好きなところが凝縮されている
・千巧が昔の男に言い放った「女が男を裏切れば手酷い罰を受けるが、男が女を裏切っても若い頃の武勇伝になるのがオチ」といった台詞にも思わず唸った
・黄長老の小怜にたいする"妓楼に売る"発言に緑とピンクのお婆さんがガチギレしたシーンも良い
"女の敵は女"をやらない、女同士を対立させない女を対立させて喜ぶのは男だけですからね
ｸｽﾞ男に抗う𝑩𝒂𝒅 𝒃𝒊𝒕𝒄𝒉𝒆𝒔最高✨といったドラマスタッフの気概をこういったシーンを通して非常に強く感じた
また、ドラマ全体を通して有害な男らしさを感じることが少なかったように思う
高崇が覚悟を決めて最後に沈慎に近づいて顔を撫でるシーン、2人とも良い大人だけど涙を流して兄弟愛に溢れていたし、阿絮、老温、成嶺は良くそれぞれに抱きついたりグループハグをしていた
阿絮と老温のハグは恋愛でもブロマンス、知己、友情のどの文脈で捉えてもそれぞれ素晴らしいと思う
男だって悲しみや辛さを表して良いはず
そしてそれを隣にいる男性が抱きしめてあげたって良いはず。ケアを女性に押し付けるのではなく、親しい同性同士でハグして慰め合ったっていいのだ。
"男なら""男らしく"ってところを押し出してこない、そういった信念を脚本から感じる
阿絮は良く成嶺に男なら泣くな！と言っていたけど成嶺がそれをフル無視でベソをかき、大人2人に甘えて抱きつく、というのも素晴らしかったな
まさに、トレバーノアがテレビ番組の中で言っていた、男性に必要なは“信愛の情”だなぁと。
(https://www.vogue.co.jp/celebrity/article/celebrities-driving-social-change-trevor-noah/amp)
そして最後に、蠍ちゃん
最悪の男に引っかかってダメだとはわかっているけど離れられない蠍王が愛おしくて仕方ない
何かが違えば千巧と大親友になっていたのでは...?
話自体は時系列が飛んだりしないので陳情令よりはわかりやすいが、最後は駆け足すぎたり辻褄を無理矢理合わせている感があったりしたように思う
それでも抜群におもしろいし、何より2人の顔が良い
ほんまに知己か？知己も200色あるのかと言うレベルのイチャつき振り
諸先輩方が次々と遭難していく中、最後まで観るのを躊躇っていたけれど観て良かった
もともと中華エンタメが好きで张哲翰が出てるドラマをそうとは知らずに少し観たりしていた(キクちゃんのやつ)し、バラエティで龚俊を見かけたりさらに言えば歌の下手さも重々存じ上げていたんだけど、多分演技をちゃんと観たのははじめて
(813の方を先にリアルタイムで感じていたからこそ手が伸びなかったというのもある)
