mao

死神さんのmaoのレビュー・感想・評価

死神さん(2021年製作のドラマ)
3.7
「死神」というあだ名を持つ警視庁の警部補・儀藤堅忍は、すでに被疑者の無罪が確定している冤罪事件の再捜査を専門としている変わり者。
さまざまな警察関係者や、いつも彼の手助けをする南川メイとともに、事件の真相を暴いていく。


第1話では珍しく激熱な小手伸也が相棒として登場し、面白いな〜と思っていたら、まさか毎回相棒となる刑事が変わるとは。相棒として儀藤が選ぶのは、交通安全課から退職後の元刑事まで、立場や性別、性格もさまざま。役者さんたちも良い。2話の蓮佛美沙子が好き。3話以降は芸人のりんたろー。、長谷川京子、竹中直人と続く。

縦軸となる事件はあるものの、基本的に1話完結であることと、出てくる人物が儀藤とメイ以外ガラッと変わることから、毎話雰囲気が違って楽しい。

ボソボソ喋り、猫背で静かで不気味な儀藤は、どこか「デスノート」のLや「笑ゥせぇるすまん」あたりを彷彿とさせる。最初は「この役、田中圭じゃなくてよかったのでは」と思っていたけれど、少しずつ馴染んできた。多才というか、憑依型だなあ。

主題歌も良い。宮本浩次、良いぜ。

シーズン2があることを承知の上で臨んだが、こういう形で繋げるとは。ちょっとウーンだけど、2も観てみます。
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