渡邉ホマレ

コードネームミラージュの渡邉ホマレのレビュー・感想・評価

コードネームミラージュ(2017年製作のドラマ)
-
たとえば『ジョン・ウィック:コンセクエンス』の配信を待っているというあなた。
たとえば『リコリス・リコイル』の続編を待っているというあなた。
『ベイビー・わるきゅーれ』が好きだというあなた。
あとはそうだな…『ナイトライダー』や『仮面ライダードライブ』が好きなあなた。
そしてもちろん『仮面ライダーW』ファンを自称するあなた!

『ジョン・ウィック』から少し遅れた2017年。日本では既に本格タクティカルアクションドラマが放送されていた!

「ミラージュ」のコードネームを持つ寡黙なエージェントの活躍を描いたのが本作。
しかもただのファンタジーではなく、あくまでも日本の警察庁内の機密組織「K・13」のエージェントが活躍する。

70〜80年代の刑事ドラマに対するカウンターが『踊る大捜査線』だとしたら、本作はまさにその『踊る〜』のカウンターだ。ジョン・ウィックばりの防弾スーツを纏い、SIG SAUER P226を手にした「ミラージュ」こと桐山漣a.k.a.左翔太郎が、園村健介氏によるアクション演出の下クールに暴れる。しかもキッチリ「左」利きだ。

脇を固めるメンバーも豪華。
肝心かなめの要潤に久保田悠来、石丸健二郎…と、仮面や戦隊味を感じさせつつも、鶴瓶Jr.…なんてイジれないほどカッコいい役者の駿河太郎、佐野ひなこ、萩原聖人、武田真治、そして「刀ガール」こと祐真キキ!

1話20分ほどなのでさっくり観られるうえに、アクションはもちろんのこと思いのほかしっかりとした設定、意外性のある物語にいつ間にやらイッキ観…そして「続編作ってくれェェェェェェェェ!広井王子が作んねェならおれが原作書く!」と叫びたくなる…かどうかは、あなた次第だ。

U-NEXT(ホント、何でもあるな…)かHuluで観られるから年末年始とか観ちゃいなよ!