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ゆとりですがなにかのmaroのレビュー・感想・評価

ゆとりですがなにか(2016年製作のドラマ)
4.0
このクールでいっちばん面白かった!!
ありがとう、日テレ!

ゆとり世代を取り上げてやんやするドラマかと思いきや、もはやだんだんゆとりとか関係なくなってきたからね。
子供でもないし大人でもないし、そんなどっちつかずで揺れ動いている世代の悩みや葛藤や対立をテンポよく描いたホームコメディドラマだった。

みんなオーバーでさ、演技が。
いい意味でやかましいドラマだった。
特に岡田将生は毎週何かしら叫び通してたからね(笑)

変にウケを狙わず、自然な感じで面白いキャラが多かったし、先生と教育実習生とのあれやこれや、先生と生徒のお母さんとのやれやこれや、友達と自分の妹とのあれやこれや、自分の上司と彼女のあれやこれや、など身近で次々と起こるハプニングが笑えたし、一難去ってまた一難という構図が、来週も見たいと思わせるいいドラマだったーー!

安藤サクラがいろんな意味でかわいかったのと、松坂桃李が最後いいこと言ってたのがツボ。
「他人の間違いを許せる大人になってください」と。

このドラマのメッセージかもね。
ゆとりゆとり言ってるけど、
おまえら人のこと言えるほど立派な大人なのかと。
立派な大人とは何でしょうかね。
心の思春期はいつまでも続くのかな、山路先生。

そして、このドラマの主題歌、
感覚ピエロの歌う『拝啓、いつかの君へ』が、
今クールで一番いい歌だった!
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