これはヒーリング系なのかサスペンスなのか、、、
正直1つの物語にしてしまったのは微妙なところだと思う。
でも母が守ってくれたダジョンと、父が守ってくれたヨンド。
それに対して誰も守ってくれず絶望しか知らなかったイアン・チェイスの対比は心が痛くなった。
人は育った環境が全てじゃないと思っているけど育った中で希望が一つもなかったとしたら、その人はどんな人生を歩んでいくのだろうか。
ダジョンとヨンドの二人の日常と周りの人々の物語はとても面白くて最後まで楽しんでみることができた。
個人的に会話のテンポがツボでとても楽しかった。
誰しも大小あれどなにか心に抱えているものがあって、それを癒やしてくれる人の存在は何より心の支えになるんだろうなと、とても素敵な物語だった。
