このレビューはネタバレを含みます
琴線に触れそうで触れない、感動しそうで感動しない、なんというか、うーんという感じです。もっとコーマンに感情移入できるものと思ってましたが、違いました。
特に8話以降のコロナの話、嫌でした。ただの喧嘩とかならいいんですが、ある特定の話題についてディベートして、僕はそうは思わない、私はそうは思わない、って両者譲らぬ主張のぶつかり合いを見るの、耐えられません。年々耐えられなくなってきてる。そういう点でエミリーとのビデオ通話はキツかった。両者が好感を抱く瞬間、それぞれの顔がアップになってましたが、なんでこんなキツい会話で上手くいくの?
それと、時折挟まるコラージュを多用したシーンとか、パラレルワールドだけの回とか、要らないなと思ってしまいました。いろんな人生を空想するのは分かるけど、あくまで空想にふける教師のコーマンが観たいのであって、少なくともこのドラマにおいて空想内の人生はどうでも良いです。結局、中途半端な気持ちで見終えました。
良かった、というかめちゃくちゃ笑ったのは1話の始まり方。それとテノリオンが懐かしすぎる。シーズン1で打ち切りとなっていますが、ストーリー的にはその方が良かったのではないかと思います。