賛否両論のSATCの新ステージ。
意外に良かった。私は好き。
あのSATCのパワーとノリに惚れ込んでいる往来のファンにとっては、ちと寂しさを感じると思いますが、キムの不参加、出演者の高齢化で勝算が読めない状態で突っ走った製作サイドのギャンブル気質に尊敬。
アラフィフになれば誰しも「あの頃の私」とは違う。変わるものと変わらないものがある。本作も同様。「あのSATC」にないものがあるけど、あるものもある。
失う友情だってあるし、親しい人の死に絶望することもきっとある。
「女子の憧れの再現」だけに息巻く“イケてるドラマ”ではなく、リアルなドラマとして視聴者に寄り添っている点は、大人的な愛を感じました。
もちろん、物足りなさはある。
しかし、よくぞ描いてくれたと思う要素もある。(第一話)
重いテーマを扱っても、楽しく見れるのは本シリーズの一番好きなとこ。
キャリーとアンソニーの会話、面白かったな。