「ロックに自粛なし」
ジェームズガンを引き入れたDCUが満を持して制作したドラマ。
面白い。
marvelがディズニープラスで乱造してるどうしようもないドラマ群より遥かに面白い。
前作でどちらかと言うといけ好かない感じだったピースメイカーを主役に据え、彼の背景を上手いこと描き、深みのあるキャラクターに生まれ変わらせると共に面白いドラマを展開させたジェームズガンの手腕に脱帽。
グロに振りすぎて気が散るレベルだった新スーサイドスクワッドとは違って、今作のグロは控えめで見やすい。
カッコいい曲に合わせて出演者総出で真顔で踊る古臭いOP映像も素敵。ダンスと言うよりは体操みたい。
過去の差別発言をきっかけにディズニーから解雇されかけたジェームズガン。今作ではタガが外れたように差別的なジョークをバンバン言わす。のびのびやれて良かったね。
海外ドラマにしては珍しく、ワンシーズンできっちり話を落としてるのも好印象。最終回クリフハンガー警察の僕も安心して最後まで見られた。