2022年にもなって、CinderellaとかHanoi Rocksなんてバンド名をエンタメ作品で聴くとは思わなんだ(笑) しかも、これらのHR/HMバンドの曲の使い方がめっちゃ上手い。
『ザ スーサイド スクワッド』で観たザ クソ野郎だったピースメーカーが、8話を経てここまで精神的に成長して長所短所ない混ぜの深みのあるキャラクターになるとは思わなかったな。
平和のためなら殺人を厭わないクソ野郎ピースメーカーがむしろこの作品内では比較的ピュアで、味方チームにも敵チームにも良い奴も悪い奴も居て、最終的には誰もが良い奴で誰もがクソ野郎でもあるという、とてもジェームス ガン印なグロ優しいテイストだった。
毎話毎話笑えてシリアスにはなりきらないテイストも絶妙だし、物語上どうでもいいシークエンスをクドく描いてるのも楽しかった。