Kapporiya49

シー・ハルク:ザ・アトーニーのKapporiya49のレビュー・感想・評価

4.0
全体的にとっても楽しかった、面白かったのは間違いない。
しかし正直なところ、あまりに突飛な最終回で、どう本作を捉えれば良いのか判断できなくなってる。スコアはとりあえずの4.0。

基本的には、タチアナ マスラニーさんのコメディエンヌっぷりがさく裂しまくっていて、彼女がジェニファーでいる分にはとっても愛らしく楽しかった。
尻軽とかなんとかいうジェニファーのキャラ付けに対する批判があるらしいが、コメディなんだし結果として毎話面白かったから問題なし。
ティム ロス演じるブロンスキーの療養施設で、ただただジェニファーが癒されるだけのEP7なんて笑いっぱなしだった。デアデビルのキャラ性については、これはNETFLIXデアデビルとは違うんだからよいのでは?という感じ。

とはいえ、エピソードが進むにつれて、このドラマいつまでこの調子でふざけ続けるのかな?...と観つつ楽しみつつ、変な不安が増していたのも事実。

とにかく最終話。
第4の壁を超える?破る?にしてもここまで冒険的な展開に持ち込まれると、呆気にとられたとしか言いようがない。しかし、その第4の壁を突き破り行った先で出会ったのがアレなので、つーことはこれは第4の壁に見えた違う壁なのか?とも思ったりした。

最終話見終わって、ジェニファーは他のMCU作品に行って他のキャラクターとどう絡むのか、まったく想像できない。このキャラを他の作品、例えばファルコン=新キャップと絡めるのとか難しくない?

とても残念で残念過ぎるのは、やはりシーハルクに変身したそのVFX映像。
あまりにもジェニファーに見えないしCG感がありすぎる。VFX技術が15年くらい戻ってしまったのでは?と思うほどだった。
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