MCUドラマとしては、フェーズ4の最後となる「シー・ハルク」。
1話分の尺も長くなく、全9話テンポよく進む構成はよかったですね。
また原作に寄せた第4の壁を越える演出は、これまでのMCUと色味が変わって面白い。
特に最終話の演出などは、制作者に文句を言い、コマを破って別のコマに行く原作の表現を流用していて、MCUドラマのチャレンジが窺われますね。
ただ原作を知らないと、そこらの演出が唐突に感じられて違和感があるやも。
今後MCUの中でシー・ハルクがどのように絡んでいくのか？
第1話のサカールの宇宙船は、最終話のハルクの息子と繋がったわけですが、ハルク、シー・ハルク、そしてスカーが登場し、ハルクのフランチャイズ展開が楽しみになってきました。
来年2023年には、ユニバーサルからハルクの配給権がマーベルに戻るという話なので、ハルク単独の映画が作られるかも？
ただ作品自体の流れに直接関わるという技を使ったシー・ハルクは、諸々使い勝手が悪そうな気もしますけどね（笑）
