ブルース・バナー=ハルクの従兄妹ジェニファーが女の最強の敵、ミソジニーに1人果敢に立ち向かう。
MCUのドラマシリーズは『ファルコン&ウィンターソルジャー』以降、6話で一つのストーリーを消化していく傾向があった。
また、『ホークアイ』以後は複数監督による分業体制、過酷な労働条件によるCGIのクオリティ低下が随所に見られる。
本作では、負担軽減の為にシーハルクの変身後シーンを減らしたことが結果的に良い影響を与えており、『ワンダウィジョン』以来の1話完結型の全9話。
明確なヴィラン不在、第四の壁を破る元祖ヒーロー(原作はデッドプールより早い)と斬新な設定も目を引く本作品。予告にもあった新生デアデビルは、ベンアフ版みたいで何故か陽性の面白キャラ化。
リミテッドシリーズとスピンオフの大量生産が目につくMCUドラマ群で、続編が作られるとしたら本作のシーズン2での更なる活躍は是非観てみたい。