このレビューはネタバレを含みます
・悪い作品じゃない。だけど、これ作る金あったら、オリジナルの制作陣に大金ぶち込んで、アニメの続編を作ってほしい気持ちがある。
・オリジナルに対するリスペクトを強く感じた。だから、最後まで割と楽しく観れた。菅野よう子の音楽とオリジナルの声優が与えるパワーはとてつもない。それのおかげで『カウボーイビバップ』として観れる。
・めちゃくちゃ悪くはない。でも、めっちゃ良いわけでもない。
・宇宙関連のVFX頑張ってるけど、それ以外のVFXはいまいち。チープ。最終話のスパイクが教会から落ちるシーンはひどいと思った。宇宙専門の制作部隊か?
・アクションシーンはもっと頑張ってほしい。スピーディーにカッコよく!フィアレスが一人で勢力を潰したシーンが一番良かったが、おそらくスタントだろう。スタントでいいから、カッコええアクションを頼む。
・今作のキャラクターの関係性はオリジナルと違うけど、嫌いじゃない。ジェットからいいオヤジ感が出てて好きだった。
・ビシャスが悪目立ちし過ぎ!おかげでジュリアがラスボスになっちゃった笑
・ポジティブに考えると、ここから原作と違う展開ができる。逆に気楽に観れるのでは。原理主義的なオリジナルファンを相手にするのではなく、新しい層を獲得していけばいいじゃない(続編制作にGOが出ればの話だが…)。