上海十月

おんな太閤記の上海十月のレビュー・感想・評価

おんな太閤記(1981年製作のドラマ)
3.5
橋田壽賀子らしくセリフだらけだが西田敏行の秀吉が上手い。どう考えても猿でなく豚。前半は、面白いが後半モウロクしてからの秀吉は、誰がやっても難しい。成功しているのは、緒形拳の「黄金の日々」だと思いますね。本作で面白いのは秀吉の死後も描かれてる。しかし、秀吉がいないと物語上寧々の存在は難しいので亡霊の様に事あるごとに出てくる。せんだみつお、ガッツ石松、三上寛と演技者でない人も多く使われていて最近の大河にないキャスティングですね。泉ピン子が橋田壽賀子関係から外されている現在は、考え深いですなぁ。
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