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コリアン・オデッセイ 花遊記/ファユギのmayaのレビュー・感想・評価

3.4
推しは魔王と秘書ですね。恋愛以外の愛情がある男女関係めちゃくちゃ好き...

チャスンウォン、「楽園の夜」から入って「毒戦」「ハイヒールの男」の順番でみて、ノワール俳優っぽい見た目なんだけど、何故か「男らしさ」的なものと対極の空気を纏う不思議な俳優さんだなと感じてたけど、「三食ご飯」を見て、ご本人の愛情深さが演技の全てを包み込むすごく珍しいタイプの俳優さんなのではと思っている。本作、その良さが遺憾なく発揮されていて最高だった。
率先しておちゃらけるところも彼だから嫌らしさなく面白く見れるし、奥さんに対して向ける愛情深い目線、彼女を思うときのまなざしの優しさ、切なさ...あんなに悲しみを込めて涙を流せる男性俳優、正直あんまり見たことがない。

魔王と秘書の萌えポイントでいうと、一番はやっぱり「私の許可なく死ぬ覚悟など2度とするな」だし、お互い愛情を向けられてることをちゃんと理解して嬉しく思ってるところ、ほんと愛...。あと細かいけど、美術館で名もない女性の霊にも敬語を使い、礼儀正しく接するところでめちゃくちゃすきになってしまった。
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