【第74回エミー賞 コメディ部門作品賞ノミネート】
スティーヴ・マーティン、マーティン・ショート、セレーナ・ゴメス主演のミステリーコメディ。エミー賞ではコメディ部門作品賞他全6ノミネートを受けたが無冠に終わった。
1話30分前後でみやすい。主要3人はもちろん登場人物たちのキャラクターが面白く、今の時代に合ったストーリーも惹きつけられる。ただ各話で演出にバラつきがあるのが気にならなくもない。
孤独な犯罪オタク三人の掛け合いが面白い。マーティン・ショートのキャラが好きだったな。ちょっとウザいけどかわいらしい。セレーナ・ゴメスも少し影のある人物像を上手く演じていた。
レズビアン、ゲイ、移民、障がい者といった多様なキャラクターも魅力的。特に7話「ボーイ・フロム・6B」は演出も含め突出して完成度が高い。
ミステリーで話を引っ張りつつしっかり笑わせにも来る。短くサクサク観られるというのもいいところ。
最後はそうくるか、という感じ。良くも悪くも。個人的にはスッキリ終わってほしかった。
気軽に観られてしっかり面白い王道のミステリーコメディ。シーズン2も気になる。