2021年秋ドラマで面白かった順位:3/7
ストーリー:★★★★☆
キャラクター:★★★★☆
映像:★★★☆☆
音楽:★★★☆☆
今期の他のドラマと比べるとつまらなくはないんだけど、このドラマ単体で考えると、第1話で感じた期待がどんどん下がっていってしまったように感じたかなー。
突然失踪した家族を見つけるために奔走する夫。
犯人はまったくわからない。
SNSでは噂ばかりが先行し、同情や批判にさらされる日々。
この真相・真犯人が全然わからない状況に、『あなたの番です』っぽさを感じて、ものすごく期待したんだよ。
第1話のラストも冷凍遺体の子供が送られてくるという、衝撃的な終わり方だったし。
でも、それ以降、そういうショッキングな出来事は皆無。
ひたすら、事件の真相を追いかけるのみ。
『あな番』みたいに、毎週誰か死ぬという状況と比べると、危機感は薄まる。
それでいて、相良凌介(西島秀俊)がどれだけ家族を愛していたかが、ほとんど伝わってこないんだよね。。。
その幸せそうな日々をもう少し見せてくれたら、彼に感情移入きるのかもしれない。
ただ、結局は過去の回想と彼の言葉で語られるのみで、その幸せそうな日々は第1話のほんの少ししか映されていないんだよ。
だから、イマイチピンと来ないというか。
「いや、お宅の家庭とか知らんし」って感じてしまう部分もある。
全体的にちょっとハマりきれない部分はあるものの、菱田さん(桜井ユキ)の怖いキャラや、『あな番』と世界観が共有されている演出は、ちょっと好き。
ユニバース化できるかな(笑)