ごく普通のサラリーマン・凌介(西島秀俊)は、ある日突然、家族が失踪したことで、日本中の注目を浴びる“疑惑の男"になってしまう。
日本中から「旦那が殺したんじゃないの?」と“真犯人フラグ"を立てられ、社会的に追い詰められながらも、愛する家族を必死に捜す凌介。お人好しな主人公が、真実を暴くため壮絶な戦いに挑む、2クール連続のオリジナルミステリー!
「あなたの番です」放送当時、毎週視聴者による犯人を探る謎解きや考察でSNS上で、盛り上がった。
同じスタッフとプロデューサーによるこのドラマは、裏の何でも屋・強羅（ダチョウ倶楽部の上島龍平）や凌介の隣人・菱田（桜井ユキ）や凌介が勤めている会社のクレーマー小畑（香里奈）などよりミスリードさせる怪しげなキャラクターが次々に登場して、様々な考察を視聴者が盛り上がる考察サスペンスミステリーとして毎回惹きつけられた。
「真相編」に入ってからは、ITベンチャー企業の社長の橘（佐野優斗）や凌介の会社の部下の二宮瑞穂（芳根京子）や大学時代の文藝サークルの仲間で週刊真相の編集長の川村（田中哲司）と凌介が、犯人が仕掛ける罠や証拠を解いていくサスペンスミステリー色が強くなって、さらにパワーアップしていた。
ラストのオチは、文藝サークルのそして真帆（宮沢りえ）をめぐる友人でライバルである者同士の歪んだ友情のビターな結末でしたが、YouTuberや SNSなどの影響で簡単にレッテル張りする世相に対する風刺も絡めていて、半年間楽しめるサスペンスミステリードラマでした。
