作品集

最愛の作品集のレビュー・感想・評価

最愛(2021年製作のドラマ)
4.3
リアルなドラマ

こんなにも実際にありそうなドラマは
あまり観たことがない。
人物一人一人の想いがリアルに描かれ、
そういった行動が映るたびに
リアルなニュースを観ているような気分になる。
映画はのめりこめるけど、
なんだかのめり込めない。
それはリアルすぎたからなのかもしれない。
でもだからこそよかった。

人物にそこまで愛着が持てなかった。
でも、大ちゃんと加瀬さんの2人には
圧倒的に強い愛着を持っていた。
この2人はわかりやすく
愛を持って周りの人間に接していた。
こんなにもいい人がこの世にいるのか
というくらいに。
不器用な愛
まっすぐな愛
血縁でないのに、
家族のように接する彼らの生き様は
手本にしていきたいと思う。

個人的にですけど、
ドラマは7.8話に大泣きポイントを作る。
そんな傾向があるように感じてましたが、
今作は最終話に向けて積み重ねていきましたね。
最後ため息が出てしまうほどの展開でした。もちろんいい意味です。

最愛というタイトルが
逆に察しをよくしてしまうなと、
ちょっと思いました。
このタイトルにするなら、
全員をめちゃくちゃ輝かせないとダメだなと。

ドラマ作るのは難しいやろなぁ。
と感じた作品でした。
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