主演推しの我が家の娘のお付き合いでいまごろ完走したんですが(いいかげんHDDから消そうと思ってたけど消さなくてよかった怒られるところだったぜ)メイショウボーラー！ メイショウマンボ！ ぐらいは解説不要で分かる競馬ガチ勢なので、ツッコミどころは数々あれど、競馬まわりではさほど文句はなかったです。
フィクション中の競馬描写コレクターとしては(去年の収穫は『チャーリーズ・エンジェル』2019におけるトルコ競馬と『素晴らしい一日』2008における韓国競馬)、ホンモノだから出せる説得力『シービスケット』(2003)、素材が渋すぎて加点せざるをえない『ライド・ライク・ア・ガール』(2019)、ギャンブル側面の描き方として不朽の『スティング』(1973)、このあたりがオープン級とすると、そうねえ……現2勝・旧1000万下ぐらいの仕上がりではあるんじゃないですか。
