けーすけ

東京放置食堂のけーすけのレビュー・感想・評価

東京放置食堂(2021年製作のドラマ)
3.4
同じ東京でも南に120kmも離れた伊豆大島。海に囲まれ、火山がある島。その片隅にある小さな居酒屋「風待屋」での物語。


名バイプレイヤーとして数多のドラマ、映画で存在感を発揮する片桐はいり姐さん。連続ドラマで初主演!
元裁判官だった日出子(片桐はいり)が、島で生まれ育った小宮山渚(工藤綾乃)と出会い、ひょんな事から伊豆大島の居酒屋で働き過ごす事に。



日出子に叱られて影響を受けた会社社長や、周りからの見る目が気になって仕方ないアイドル、過去に日出子に裁かれた元ヤクザなどが「風待屋」を訪れ、自分の生き方を見つめ直す、といった1話完結の人情もの。

テレ東といえばメシテロ的な食ドラマで一線を画してますが、本作では食と人間ドラマにフォーカス。

毎回魚の“くさや”を焼いてお説教をするのが定番なのかな?
好き嫌いは分かれそう。


はいり姐さんのクセが強いお芝居が一本芯が通っていて良い感じ。そして同じ居酒屋の若い店主・渚を演じる工藤綾乃の少し不器用な雰囲気がハマっております。

2話のラストで見せた、はいり姐さんがアイドルの曲の振り付けを覚えてダンスするシーンは衝撃&笑撃だった・・・笑


伊豆大島のゆったりとした空気がステキでいつか行ってみたいなあ。
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