エンドロールちょい後にある最後が最高
良い比喩というか皮肉で。
韓国では酷かったいじめがベトナムに行くとさっぱりなくなったっていうベトナム戦争に派遣された韓国軍人の話
国内で戦争のない状態だと厳しい階級制のもとで階級下から撃たれるとは想像もしてないんだろうけど、戦場でいじめなんてしてると階級下からでも背後から撃たれるかもしれないからっていう心理があるそう。(個人に1番近い争いは外部の大きな戦争よりやっぱり内部なんだよなぁ。)
だからこそ、この最後がその考えを撃ち抜いているというか、ここが戦場じゃなくても撃ってやるから気をつけな感(？)を見せつけてる気がして若干感動😂
これを警告だと思って負の連鎖が次世代から断ち切れられると良いんだけどそう簡単にはいかないよな。
最初の'韓国の男子は憲法により兵役の義務を....'のタイピングのとこから'ワシらこんなキツいとこ行って耐えてきたんだぜ'感出してくるのかと思ったけどむしろ痛いところついてた気が。
自分が下の時に上から受けた抑圧を
自分が上になった時に下に繰り返してしまってそれがずーっと続いていくの負の連鎖とか。
自分も受けたんだから次の人も受けるのは当然で、そうでなきゃ不公平っていう。しかもそこに'肯定'の感情が芽生えるからもっと厄介だのや。
自分が経験してきたことはどんなに辛いことでも('頑張って耐え抜いた'とか'それで強くなった'とか)肯定しがち。そうでもしなきゃやりきれないから
馬鹿馬鹿しい無意味なものだと認めたら辛すぎるから。
厳しい部活でもそゆのあるよな(･･;)
これを断ち切れる人は本当に強い人だよね。
'軍隊行って扱かれて本当の男になる'ていう世間の考え方は軍隊行った人がまだ行ってない子たちに振りかざした'正義'なのかも。休戦が続く間は徴兵制もずっと続くのかな。
'軍隊が変わるとでも？'って私全く韓国にも軍隊にも関係のないのに響いたんだが。
無力感、途方もない感じがすんごい伝わってきた。
