dowaikiは家にいる

D.P. -脱走兵追跡官-のdowaikiは家にいるのレビュー・感想・評価

D.P. -脱走兵追跡官-(2021年製作のドラマ)
4.0
〜D.脱走P.ポリス?〜

Deserter(脱走兵)Pursuit(追求)の略らしいD.P.。
60分6話「お、ナイス尺」。コンパクトな兵役ドラマに近頃不足しがちな韓国を求めた。

1話目の重さ…おいおい…は、忘れたことにして…2話目から生真面目チョン・ヘインといい加減(ぽい)ク・ギョファンの開放感いっぱいコミカルなバディ探偵物語を楽しむ…も…4話目まで。ウォームアップはここまで。「最終2話が本丸。死んでこい。」製作陣の声が聞こえる。闇がエグい。気軽に踏み込んでゴメンナサイ。

狂気。フルメタル・ジャケット。微笑み顔面地獄。
『地獄が呼んでいる』ってこのことやんか。
「もうちょっと上手くやりゃいいのに」なんて思っちゃう俺は簡単にアッチ側行っちゃうんだろな。

成人男子。19ー28歳のうち約2年間の兵役義務。上下関係は入隊順。多くが10代で入隊する。

"上下関係は入隊順"
これ特に韓国人はキツいんちゃうん?

正気の「何かしないと」と狂気の「何かしないと」。
製作の意図はクレジット見たらわかる。毎回スキップしないで見てほしい。視線の先に僕たちがいる。そして狂気はすぐそばにある。