dowaikiは家にいる

D.P. −脱走兵追跡官−: シーズン2のdowaikiは家にいるのネタバレレビュー・内容・結末

2.0

このレビューはネタバレを含みます

〜あの続きで全6話は無茶や〜

同キャストで続編と聞いてなんとなく予感はあった。
初っ端「第7話」って出た時に確信。完全に続きやん〜あぁ〜俺の求めるD.P.じゃないぃ〜。って落胆。

Deserter(脱走兵)Pursuit(追求)の略だろD.P.は。脱走兵を捕まえろョ。絶望軍隊構造問題の続きやってどうする。俺はバディもの刑事ドラマ『噂の刑事トミーとマツ』感ありつつの、軍という特殊な環境においての「追跡劇」が好きやったんや。
しかもやってもーてるし。
全然おもんないし。
掘り下げなら12話くらいかけてじっくりカタルシス醸造すべきところ尺も足らんのに盛り込みすぎてクっチャクチャ。

ホユル声出ないってなんやったん?要る?
前線エピソードのカラス演出最悪。なにあれ。
アクションシーン欲しさにアン・ジュノに同僚を殴らせる。最悪。ボーンかよ。強すぎやろ。ぶち壊し。それしないのが彼やないの?
安易すぎるやっすい敵。ク・ジャウン?どこの誰やねん!挙句右腕みたいなおっさん回転キックて。2回も。アホか。
唐突にバーの女と再会。誰やねん。「アン・ジュノをだまして300万ウォンを持ち逃げするムン・ヨンオク」なんて覚えてないって。でもこのニーナのエピソードはD.P.ぽくて好き。
アン・ジュノの親父に飯食わして金握らせたの何?意味あった?
上司の元夫婦も取ってつけた感。女のほうが速攻辞めて弁護士なってクライマックスの法廷に出てくる流れ。なにそれ茶番?
キム・ソンギュン上官と二人の馴れ合いが酷いし。だからアン・ジュノが脱走!言われても「あれ?お使い行ったんちゃうん?」ってピンと来んかったし。規律は守る超体育会系縦社会。そこが好きだったのに。台無し。
USBドライブ信頼しすぎだし!(なんどでも言う!)中身が「見える」のにコピーできないって何!?見える、は複製やから!画面を写真に撮れや!

あかん。なんぼでも悪口出てくる。
最終エピソードありきの急ごしらえ急ぎ足展開がすべてを中途半端にしている。
シーズン1の完成度が高かったから、というかあれはアレで完成してるし、続編作ってこうなるのは分かりきってたのかもしれない。

フツーのやつで良かったのに…
合掌。