12シーズンで完結してしまったが、もうずっと続いててくれと思ってしまったドラマ。
最初のうちチームはFBIのお助け機関的なCISみたいな役割だが、そのうち犯罪の魔の手はチームの個人にも及んだりしてしまう（これってネタバレ？）。安いドラマだとこの手の仲間内ネタを２度３度やられると嫌な気分にもなるし興醒めだが、このドラマはそうはならない。
スタッフは愛すべき天才ぞろいだが、ブレナン含め基本的な感情表現がとにかく不得手だったり。回が進むとともに彼ら自身も少しずつ人間らしくなっていく、とそんな育成要素もあるのでこちらも素直に、ああーあいつのピンチだーどーするのーこれって助かるのー？と感情移入してしまえる。
長寿ドラマはクリスマス・エピソードが秀逸なのが多い。S1・９話の「過去からのプレゼント」は本作ドラマ設定ならではのストーリーでもあり、なかなか泣かせてくれるのだ。
