原作者もキャスティングに関わっただけあって、メインキャスト5人の配役は完璧って言って良いと思う。
特にルフィ役のイニャキ・ゴドイ。
他の出演者と比べても群を抜いて無名のはずやのに、圧倒的な主人公感。
是非、この5人誰ひとり降板することなく、シーズン2、3と続けていって欲しい。
実写化するにあたって、
本来もう少し後になって判明するはずの秘密を手前に持って来たり、
あるキャラクターが担うはずの役割を別のキャラクターに担わせたり...って具合に、
原作をかなり"編曲"してる。
これに関しては賛否両論あるやろうけど、
アニメなら61話もあるエピソードを8話に収めなあかんっていう制約の中ではベストを尽くしてたと思う。
（話数の少なさからくる弊害については後述）
原作があまりにも偉大過ぎるから、
何をどうやっても批判は出るやろうけど、
数多ある実写ものの中では相当健闘してる方。
このシーズンが好評なら、
シーズン2以降は予算も話数も増えるやろうから今後に期待。
＜いまいちやった点＞
◾︎スタジオ撮影を誤魔化すためか、やたら夜のシーンが多くて爽快感が少ない
◾︎セットが狭いことと人の少なさから、どことなく漂うチープ感
◾︎このシーズンにおけるラスボス的な立ち位置のアーロンの存在感が薄い
◾︎キャスティングには概ね満足してるけど、マキノさんとベルメールさんがただのおばはん過ぎる
◾︎音楽がどことなくパイレーツ・オブ・カリビアンっぽい
（アニメのBGMをそのまま使うわけにはいかんかったんかな...？）
◾︎イーストブルー編を8話に収めるために展開が駆け足気味、故に原作なら号泣必至の名場面も薄味
