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夢幻の桃花~三生三世枕上書(ちんじょうしょ)~のTkのネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます

永遠の桃花が好きで、あの時も本当、白浅と夜華にはハラハラドキドキさせられ、辛く悲しい展開の中にもキュンとさせられるところがありましたが、その作品の中でも出ていた東華帝君と白鳳九。割とこの2人も好きだったので、スピンオフがやっと観れて嬉しい限りです。

物語の内容は、永遠の桃花と比べてしまうと、やはり物足りなさを感じてしまいます。帝君と小白、玄仁と小九、そして沈曄と阿蘭若という三生三世ですが、1番可哀想な形は、沈曄と阿蘭若でしょうね。彼らは全く幸せな感じがなかったです。しかしグッとくるシーンがあり、阿蘭若から出た言葉がとてもロマンチックだったのが印象的でした。そして、それぞれがあるキャラになりすました帝君と小白の仲は良くニヤニヤしました。個人的にディリラバがまぁかわいくて仕方ない!そして帝君役のガオウェイグァンがカッコ良い!あんな白髪似合う人はいませんね〜見ているだけで目の保養です。2人の見た目も空気感も含めて良かったので、物語に違和感を持っても気になりませんでした。(甘すぎる評価ですね.苦笑)しかも2人の思いが通じ合ったあとなんてまぁ甘々な展開でかわいいを連呼している自分がいました。笑
あと嬉しかったのが、思いの外永遠の桃花に出ていたキャストが多く出演してくれたことです。きっと撮影楽しかっただろうなぁとか考えてしまいました(笑)
連宋と成玉の物語ももっと観たかったなぁと思ったり、折顔がめっちゃ若くなってて驚いたり(笑)相変わらずな司命とかなんかグレードアップしてる感がありました。1番初見で笑ったのが、燕池悟が双子説だったことです。しかも永遠の桃花であの人と!笑)そして嬉しかったのは、白浅役のヤンミーが出てくれたことですね。これで夜華も出てくれてたら完璧でしたが、そこは仕方ないですね。

アクションシーンというか、CGたちはクオリティが上がっていて、ファンタジー好きとしてはかなり好きな演出でした。逆に今回は思いの外吐血シーンが少なめなところに驚きました(笑)

このスピンオフは、完全に好みが分かれるであろうものだと思います。永遠の桃花でもすれ違いが起きてイライラしたりすることが多かったですが、こちらもそういった物語が多く、キュンとしたと思えば、なんで〜!と言いたくなるすれ違いがあったりと心動かされます。そんな中でも、ラストにかけて東華帝君のキャラが崩壊していき、大丈夫だろうかとなりますが、もはやそこも可愛く見えてくるマジックがありました。個人的に好きな帝君と小白の激甘シーンは、紫芋のお菓子を分け合うところです!!42話以降は激甘シーン多めだと思います。そしてラストはハッピーエンドでなりより。

ディリラバとガオウェイグァンが好きであれば是非観たら良いと思います。
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