発売されている円盤では日本語字幕がついていないので、私の英語力では、会話はほとんど理解できていない。話の展開も詳しい事情はわからない。それでも、見てよかった、これから英語字幕見て、詳しく理解しよう、と思えた。
ぼんやりした理解でも、テイラー・シェリダンの、暴力あってこそのエンタメ性、誰に対しても甘くない、でも救いがまったくなくもない世界観、そして、ジェレミー・レナーの、ままならなさを体現する演技に圧倒される。年齢を重ねた貫禄と迫力とくたびれ感がなければできない、でも、不意にこどものように見えるあの童顔と表情の絶妙さがなくてもハマらない役。ジェレミー・レナーが好きなら、ハードルは高いけど、挑戦してみて損はない、と思う。満点つけたいけど、これから詳しく理解したら粗が見えるかもしれないので、マイナス0.5で。
