推し女優・藤野涼子さん目当てで観た。
題材は良い…!が、それを生かす役割を担う“脚本・演出”が古臭く感じてしまった。
俳優陣は渋くも実力ある方が揃っていたものの、台詞と演出がレトロチック…!
その台詞が、果たして原作通りなのかドラマ化に際して変更されている部分が多いのかは定かではないけれども、もう少し自然にならなかったのかと思ってしまう。
演出も、事あるごとに罵倒し、土下座し、もがき苦しむ病人を前に高笑いし、胸ぐらを掴む… 昔の「大映ドラマ」を彷彿とさせる作品だった………
最終回の展開があまりに駆け足だったから、研究員としての描写も含めて、あと2話(全10話)は欲しかった。