akari

美しい彼 シーズン2のakariのレビュー・感想・評価

美しい彼 シーズン2(2023年製作のドラマ)
-
シーズン2では平良に振り回される清居がたくさん見られてよかったです。ちょっとだけ素直になれるようになった清居があまりにも可愛すぎる。「お前のことになると、ちょっとおかしい」平良のことが大好きで、それを頑張って頑張って表現しようとする姿にときめきました。清居が意外と甘えん坊で可愛いです。今シーズンのオープニング映像、かっこよくてすごく好きでした。
清居、声が良い。声聞くだけで心臓がうるさくなるくらい声が良い。平良のことを思っているモノローグの声が甘くて可愛くてたまらないです。この作品における「キモ」は「好き」って意味だと解釈しました。最終話、シーズン1の第1話と同じ神社のシーンが良くて、清居の平良を見つめる目が明らかに優しくなっていました。安奈に平良のことを話す清居のシーンもめちゃくちゃ良かったです。「彼女じゃないんで。彼氏なんで」第三者にだから話せる清居の本音にドキドキしました。安奈さん綺麗な人でした。
恋人同士になっても相変わらず平良は謝ってて、清居は怒ってて。でもこの“相変わらず”が居心地の良さなのかなと思ったりしました。それなら“変化”がときめきなのかなとも。清居の怒りの根源が、“常に平良の隣にいたい”なのがツンデレすぎます。平良に自分の気持ちを理解してもらおうと必死な清居は人間味がありました。
自分が好かれることを全く考えにいれていない平良は、清居を傷つける言葉をつい口にし、清居のことを泣かせてしまいます。雲の上にいる推しと恋愛するには、自分に相当自信がないといけないんだなと感じました。平良の気持ちも分かります。二人とも永遠にこのままがいいと思っているはずなのに、なかなか上手く通じ合えずすれ違いが続きます。平良は、清居になら殴られても怒鳴られても、そばにいられればそれで幸せなのだと思いました。でも清居は平良と目を合わせて普通の恋人同士になりたい。考え方が全く違う他人同士だからこそ、普通になるのは難しいです。「俺がなんで帰ってきたか、わかる?」「お、俺を…殴るため?」「それはまあ、正解かもしれない」「良かったぁ」「は?」笑った。いくら清居がツンデレでも、もう自分に素直になるしか彼には道が残されていませんでした。「出た、妙なところで頑固な平良様」平良様お強い。頑固な二人は彼らのペースで、少しずつ少しずつ歩み寄っていきます。劇場版、絶対見に行くぞー!

「勝手に撮んなよ」「ご、ごめん。綺麗だったからつい」「ま、いいけど」いいんかい。
akari

akari