松尾諭さんの自伝的エッセイをドラマ化。
毎回、編集者に扮する夏帆ちゃんが松尾さん(本人)の撮影現場を訪れて共演者もチラリ出演、という贅沢な入り。
もういつからか、太賀(大好き)が松尾さんにしか見えてこなくなる笑。
日テレの「初恋の悪魔」と一部並行してたから、演技や役作りの振り幅に、なんだこれ凄いwってなりながら観てた。ほんと芸達者。
航空チケットを拾った縁で事務所に所属できることになり、渋谷TSUTAYA(実際には新宿だったらしい)でバイトしながらオーディションに臨む日々。
幼なじみとの同居や、TSUTAYA同僚とのやり取りには2000年代の空気感が出てて、なんともこそばゆい気持ちになる。VHS時代、安藤さんの癖になる「マスターバック！」も好き。
同僚から妻になる役どころの伊藤沙莉ちゃんはさすがの安定感。プロポーズ前後で渦巻く心情の表現は一級だったと思う…！
事務所メンバーの鈴木杏ちゃんの手厳しさも好きだったな。松尾さんがヘラヘラすることをよくわかっている笑。
家族の話でもあるので、後半は特に兄との物語へ。自分の中でハマりきれなかったところがあるけど、実際にも連れて帰ってこれたのかな。であれば、ご家族としてはきっと良かった。
