ちょっとウザいのに目が離せない太賀の圧倒的な愛嬌は、もはや渥美清ばり。
セリフの面白さ、時折映し出される映画的な美しい構図等、見どころに溢れている。
伊藤沙莉やレンタルビデオ屋の面々も相当良いし、バイトしながら役者業で少しずつ知名度上げていく中での、人情ドタバタコメディはめちゃ面白い。
終盤、アメリカ編でシリアスになって、明らかにパワーダウンしたまま終わってしまったのは残念。脚本家途中で代わったのかな？ 自伝ベースなんだから、こんなに良い話で綺麗にまとめる必要はないと思うんだが。
それにしても、このドラマを見るまでずっと松尾諭を田口浩正と思っていました（シン・ゴジラの仕事でさえも…！）。ごめんなさい。完璧に覚えました。
