Mrsフロイ

ガンニバルのMrsフロイのネタバレレビュー・内容・結末

ガンニバル(2022年製作のドラマ)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

これが観たいがために息子に頼み込んでディズニー+のアカウントを入れて貰う。

面白い!!
原作はコミックということだが、このオドロオドロしたストーリーを画かれた紙面で読むのは遠慮したい。ここは実写の限界が良い塩梅の歯止めになっているのでは。

過疎の村の駐在所に赴任して来た警察官一家。村人からは「駐在さん」と親しく呼ばれ歓迎される。
その後ジリジリとこの駐在さん一家に村の闇が忍び寄る。

柳楽優弥の駐在が、業務で乗っている小型パトカーにハッキリと<岡山県警>の文字。村は「供花村」という架空の村なのに、何故に岡山県警?

なんの予備知識無しで一気に全7話を観終わって、この岡山県警だけがどうも引っ掛かる。
どうやら横溝正史の「八つ墓村」のモデルになった〈津山事件〉がここでも発想の元に有るようだ。津山事件は1938年(昭和13年)岡山県津山市で実際にに起こった大量殺人事件。

津山事件の犯人は結核と其れによる徴兵検査の結果により、村の中で孤立を深めた事が事件の誘因と言われている。
とすると、本作も原作コミックの前半のドラマ化ということで、後半に語られるストーリーが、病と其れによる差別に終息するのではと思い巡らす。
う〜ん、其れはヤメテ欲しい。

後半のドラマ化はシーズン2に持ち越される様なので、その間に一本も観ていない『 八つ墓村』で時間を潰すことにするか…
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