このレビューはネタバレを含みます
久々に見た日本のドラマ。
山間にある供花村に赴任した駐在員一家。その村には人喰いの噂があった!ってお話ですね。
「さがす」の監督さんだったんですね。コミック原作ですが、脚本が「ドライブマイカー」の方など、日本を代表するクリエイターが大集結な作品ですね。力入ってますね!
主人公・柳楽優弥が良キャラ。ガラ悪い無頼漢。でも正義感あって家族想いで頼もしい。韓国映画っぽい? あ、でも日本のドラマあまり観てないからわかんないけど。ネジ飛んでる危うさがある感じが、上手!目力が説得力でした!
前半、一見人の良さそうな村人たちの本性がだんだん明らかになっていくのは面白かったです。過疎村ホラーですね!
とても住みたくなく、今すぐ引っ越したい村ですw プライバシーは筒抜け、村の決まり事に逆らえない、行事は参加必須とか。とにかく田舎の良くないイメージがてんこ盛りで、そこもホラーですね!
途中から、人喰い風習の実態が明らかになってきますが、なかなかの無理筋?とは思いました。
まず、設定は現代の日本で、普通にスマホもある情報社会で、村人の中には風習に反対し、実際に子供を逃がしたり、警察が捜査しようとしていたりするので、発覚は時間の問題に見えたし、村人皆が洗脳されてるわけじゃない。
お婆さん亡くなったし、辞めないのは何で?鶏肉にしたら?等と思ってしまったw 子供を食べるために育てる人達を現代日本社会で育てるってカルト村くらいしか無理では?
まあ、シーズン1は話の途中で終わったし、辞められない事情がもっと明らかになるのでしょうかね。あの山に住んでる人のため?
でも気になる点はあっても、全体的に安っぽさは無く、ちゃんと怖く、続きが気になるドラマには仕上がっていたと思いました!