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正体のlalalalabombaのレビュー・感想・評価

正体(2022年製作のドラマ)
3.2
殺人犯の裁判シーンで始まる。死刑の宣告。脱走…そして1ヶ月現場作業の飯場で仲間になった男との関係。
謎の脱走犯の正体は?…。というストーリー。脱走犯は第二話では在宅ライターのイケメンに。
脱走劇かと思ったら「逃亡者」のように真相を追いながら逃げるというのとは違い「名犬リンチンチン」と同じように言った先で困ってる人を助けるというドラマだった。
脱走して一体何をなんのためにしてるの?と言う疑問が常に浮かんでる。
冤罪だったのか?記憶に障害のある認知症の証言は?

主演の亀梨の演技の評判が良かったがそれにはちょっと同意できなかった。
ボソボソと小声で話すのは物語の性格上ちょうどいい感じではあるが、正体というタイトルの主演なら目立たぬようにするだけでない何かが感じられるとさらに演技に深みが増したのではないかと思う。演出もそうだがいつもイケメンで同じ系統のキムタクみたい。
各エピソード毎に主演級の役者を配置して盛り上げていく展開なのだろう。
記憶などと言う曖昧なモノを証拠にするのは非常に危険な事だとつくづく思う。
捕まっても犯行を否定する人は多い。しかしそれは嘘だと当然疑われる。しかし目撃者の証言にも嘘の可能性もあるのだ。
ドラマWは毎回面白い作品を提供してくれるが、この作品はちょっとインパクトには欠けていた気がする.全体的に地味でメリハリもなかった。
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