逃亡モノとして久々にすごく面白かった。でも全四話という短さのせいか、最終話がとてつもなく物足りない。もっと法廷のシーンを丁寧に見たかったし、後日談もきちんとやるべき。途中まで緻密に作られた良いドラマだと思ってただけに残念。原作はどんな終わり方なのかな。読んでみたい。
そして何と言っても、警察と検察の無能ぶりと卑劣ぶりには嫌悪感しかない。こんなこと実際にあり得るのかも、と思うと心底ゾッとする。あのクズ刑事は、せめてひとことでも謝罪しろ。罪のない人を撃ったんだから、あんたの方が犯罪者だ💢
それから一番良かったのは亀梨くんの名演技の数々。とても見応えありました。特に冒頭とラスト、法廷で頭を下げて泣き崩れるという同じシーンがあったけど、絶望と歓喜の違いが良く伝わって来て感動した。他のキャストもみんな良かったし、ラストの駆け足を除けば本当に面白いドラマだった。
